「今日は勉強できなかった」
その一言で、1日をダメだった日にしてしまうことはありませんか。
夜勤、残業、育児、家事。
医療職として働きながら生活を回していると、机に向かって何時間も勉強する時間なんて、正直ほとんど取れません。
それでもどこかで
「勉強時間が取れないのは、工夫が足りないから?」
「本気なら、もう少しできるはず?」
と自分を責めてしまう。
でも実は、勉強時間が取れない人ほど、短時間勉強が最強なのです。
「勉強=机に向かうもの」という思い込みが一番の敵
多くの人が無意識に持っているのが、
「勉強とは、まとまった時間を確保して机に向かうもの」
という思い込みです。
学生時代の勉強は、確かにそうでした。
でも、社会人、しかも医療職になると状況は一変します。
- 勤務時間が不規則
- 夜勤で生活リズムが崩れる
- 帰宅後は育児と家事で手一杯
この状態で「よし、今日は2時間勉強しよう」と考えること自体が、かなりハードルの高い設定です。
そしてこのハードルを超えられないたびに、
「今日もできなかった」
という失敗体験だけが積み上がっていきます。
勉強時間が取れないのは、努力不足ではない
はっきり言います。
勉強時間が取れないのは、あなたの努力不足ではありません。
医療職の仕事は、体力も気力も消耗します。
そこに育児が加われば、回復する前に次のタスクが来る毎日です。
脳が疲れている状態では、
- 長時間集中できない
- 新しい知識が入りにくい
- やる気が出ない
これは「甘え」ではなく、生理的に自然な反応です。
にもかかわらず、
「時間がない=工夫不足」
「できない=意志が弱い」
と考えてしまうと、勉強そのものが嫌なものになってしまいます。
短時間勉強が最強な理由①:失敗しないから続く
短時間勉強の最大のメリットは、
「失敗しにくい」ことです。
たとえば、
- 5分だけ参考書を開く
- 音声を1本だけ聞く
- 用語を3つだけ確認する
これなら、どんなに忙しい日でも達成できる可能性が高いですよね。
勉強は、内容よりも
「今日もできた」という感覚が大切です。
短時間勉強は、
👉 達成感が残る
👉 自己否定が減る
👉 勉強への心理的ハードルが下がる
という好循環を生みます。
短時間勉強が最強な理由②:医療職の勉強は分割できる
医療職の勉強は、実は細かく分けやすいのが特徴です。
- 用語の確認
- ガイドラインの一項目
- 所見や数値の意味
- 過去問1問
これらは、1〜10分でも十分に取り組めます。
「今日はここまで一気にやらなきゃ」と考える必要はありません。
むしろ、細切れで何度も触れる方が定着しやすい分野も多いです。
短時間勉強は、忙しい人のための妥協案ではなく、
理にかなった勉強法なのです。
「時間がない」は、工夫不足ではなく前提条件
ここで、視点を少し変えてみてください。
あなたの生活に
「まとまった勉強時間がない」のは、
工夫が足りないからではなく、最初からそういう前提条件なだけです。
その前提で、
- 何分ならできそうか
- どの場面ならできそうか
- 机に向かわなくてもできることは何か
を考える方が、ずっと現実的です。
勉強=机
勉強=長時間
この思い込みを壊した瞬間、
勉強は「頑張るもの」から「生活の一部」に変わります。
まとまった時間がなくても、積み上げはできる
1日5分でも、
1週間で35分。
1か月で約150分。
短時間勉強は、派手さはありません。
でも、確実に積み上がります。
そして何より、
「忙しい自分でも続けられている」
という感覚は、自己肯定感を守ってくれます。
勉強時間が取れない時期は、
誰にでもあります。
特に、医療職×育児中ならなおさらです。
だからこそ、
今の生活に合ったやり方を選んでいい。
短時間勉強は、
頑張れない人のための方法ではなく、
忙しい人が生き残るための最強の戦略です。

