「勉強しなきゃいけないのに、今日も何もできなかった」
そんな自己嫌悪を、あなたは何度繰り返してきたでしょうか。
夜勤、育児、家事。
医療職として働きながら家庭も担う毎日は、想像以上にエネルギーを消耗します。それでもSNSや職場では、「資格を取った」「勉強を続けている」という話が耳に入り、自分だけが取り残されているような気持ちになることもありますよね。
この記事では、30代・医療職・ワーママの視点から、
「医療職が勉強できない本当の理由」と、そこに隠れている構造的な問題を言語化していきます。
医療職は「勉強し続けるのが当たり前」とされすぎている
医療職は、学生時代からずっと勉強がセットです。
国家試験、就職後の勉強会、資格取得、認定制度…。
そのため無意識のうちに
「勉強できない=怠けている」
という思考が刷り込まれやすい職種でもあります。
でも現実はどうでしょうか。
- 日勤後も緊張感の高い業務
- 夜勤明けの慢性的な疲労
- 人命を扱うプレッシャー
脳も身体もフル稼働した状態で、さらに「勉強しろ」と求められる。
これは、そもそも難易度が高すぎる前提なのです。
勉強できないのは、意志の弱さではありません。
夜勤×育児が奪うのは「時間」よりも「回復力」
「勉強時間が取れない」とよく言いますが、
本当に足りないのは時間そのものより回復力です。
夜勤があると、生活リズムは簡単に崩れます。
そこに育児が加わると、
- 夜勤明けでも子どもの世話
- まとまった睡眠が取れない
- 体調が回復しきらないまま次の勤務へ
という悪循環に陥ります。
この状態で参考書を開いても、
- 頭に入らない
- 眠くなる
- 集中できない
それは当然の反応です。
脳が「今は勉強より休息が必要」と判断しているだけなのです。
家事は「作業」ではなく、思考を分断する負担
家事は単なる作業ではありません。
- 献立を考える
- 生活用品の在庫を管理する
- 洗濯・掃除の段取りを組む
これらはすべて、見えない思考労働です。
特にワーママ医療職は、
職場では高度な専門判断をし、
家では家庭全体をマネジメントしている状態。
その合間に勉強しようとしても、
頭が「細切れ」になってしまうのは自然なことです。
勉強できないのではなく、
集中できる状態が用意されていないだけなのです。
「できない自分」を責めるほど、勉強から遠ざかる
真面目な医療職ほど、勉強できない自分を責めます。
- 今日は30分もできなかった
- また計画通りに進まなかった
- 私は向いてないのかも
この自己否定は、実は一番のブレーキです。
脳は「嫌なこと」「自信を失うこと」から無意識に距離を取ります。
その結果、
👉 勉強=苦痛
👉 勉強=自己嫌悪
という回路ができてしまうのです。
まず必要なのは、
「この生活で勉強できないのは普通」という認識です。
医療職が勉強を続けるために必要なのは根性ではない
医療職が勉強を続けるために必要なのは、
気合いや根性ではありません。
- 勉強できない理由を構造で理解すること
- 今の生活に合ったやり方を選ぶこと
- 「できない時期があっていい」と許可を出すこと
これだけで、気持ちはかなり軽くなります。
勉強できない時期は、
人生全体で見ればほんの一時期です。
医療職として積み上げてきた経験は、
勉強できない数か月や1年で失われることはありません。
まずは自分を責めるのをやめること。
そこから、また少しずつ進めばいいのです。
他にも忙しい医療職に向けて勉強についてまとめているので、こちらも併せてお読みください。


