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#8000はどんなときに使う?実際に2回電話した3児の母の体験談

#8000の有効な活用術 体調と病院

「こんなことで#8000に電話していいのかな?」

子どもの体調が悪いとき、病院へ行くほどなのか分からず迷うことがあります。

私もこれまでに2回、#8000(子ども医療電話相談)を利用したことがあります。

1回目は、1人目がまだ乳児だったころ。何度も吐くのを見て「これって大丈夫なの?」と心配になったとき。

2回目は、2人目が2歳くらいのころ、自分に処方されていたシロップ薬を一人で開けて飲んでしまったときでした。

どちらも結果的には自宅で様子を見ることになりましたが、私にとって一番ありがたかったのは「病院へ行かなくて済んだこと」ではありません。

子どもの状態を伝えたうえで、専門家から「今は様子を見て大丈夫そう」と言ってもらえたこと。

それによって、安心して子どもを見ることができました。

#8000は「こんなことで電話していい?」と迷ったときにも使える

#8000は、休日や夜間に子どもの症状への対処や受診の必要性について迷ったとき、小児科医師や看護師などに相談できる電話窓口です。

全国共通の「#8000」に電話すると、住んでいる都道府県の相談窓口につながります。

「今すぐ病院へ行ったほうがいい?」
「朝まで様子を見ても大丈夫?」
「家ではどう対応したらいい?」

そんなふうに迷ったときに相談できます。

私も最初に利用したときは、「この程度で電話していいのかな」という気持ちがありました。

1回目は、乳児期に何度も吐いたとき

初めて#8000を使ったのは、1人目がまだ乳児だったころです。

ミルクを飲んだあとに何度も吐いていて、今思えば単純に飲ませすぎていたのかなと思います。

でも、初めての子育て。当時の私は、よく聞く「マーライオンみたいに吐く」って、これのこと?と分かりませんでした。

何度も吐くわが子を見ていると、「これって普通の吐き戻し?それとも病院へ行ったほうがいい?」と不安になり、#8000へ電話しました。

電話では、機嫌やぐったりしていないかなど、子どもの様子についていくつか質問された記憶があります。

詳しいやり取りまでは覚えていませんが、そのときは「様子を見て大丈夫」と言ってもらえました。

それだけで、かなり安心したのを覚えています。

今ならもう少し落ち着いて見られることでも、1人目の乳児期は分からないことだらけでした。

「こんなことを聞いてもいいのかな」と迷うようなことでも、相談できる場所がある。

私にとって#8000は、そんな存在でした。

2回目は、2歳の子どもがシロップ薬を飲んでしまったとき

2回目は、2人目が2歳前半くらいだったころです。

子ども本人に処方されていた、痰や鼻水などの症状に使うシロップ薬を、テーブルの上から自分で取って開け、そのまま飲んでしまいました。

しかも、そのとき私は泊まりで家にいませんでした。

夫から連絡を受けて、私が伝えたのは「お薬手帳を持って、まず電話で相談して」ということ。

夫は医療職ではありません。それでも、薬の名前やどれくらい飲んだ可能性があるのか、子どもの年齢などを伝え、顔色や嘔吐の有無などについて質問に答えながら相談できました。

そのときは自宅で様子を見ることになり、その後も特に問題なく過ごしました。

ただし、これはわが家のそのときの結果にすぎません。

薬は種類や飲んだ量によって危険性が異なります。医薬品などによる急性中毒については「中毒110番」という専門の相談窓口もあり、受診の必要性や応急手当が分からない場合に相談できます。

薬を誤って飲んでしまったときに「うちも様子見でいい」と自己判断するのではなく、その子の状況に応じた相談先へ確認することが大切です。

電話するとき、手元にあると話しやすかったもの

以前の私は、「#8000へ電話する前にある程度整理しなければ」と考えていました。

でも、実際にはそこまできれいにまとめなくても相談できます。

特に子どもの具合が悪いときは、親だって慌てています。

私自身の経験から、電話するときに分かる範囲で確認しておくと話しやすいと思うのは、

  • 子どもの年齢
  • いちばん気になっている症状
  • いつから、どんな様子なのか
  • 水分がとれているか、ぐったりしていないかなど現在の状態
  • 薬を使った場合は、薬の名前や使った時間・量

などです。

薬に関する相談なら、私はお薬手帳や薬そのものを手元に置いておくと確認しやすいと思います。

全部完璧に整理してから電話する必要はありません。分からないことは「分からない」と伝えながら、聞かれたことに答えていけば大丈夫です。

3人目まで育てた今は、#8000を使うことが減った

1人目の乳児期に比べると、今は#8000を利用するか悩むことがほとんどなくなりました。

子どもたちが幸い元気に育っていて、これまで大きな体調不良が少なかったこともあります。

3人育てる中で、発熱しても水分がとれていて眠れているなら「今日は様子を見て、明日受診しよう」と考えられることも増えました。

それでも、これから子どもが大きくなれば、体調不良だけではなくケガなどで「今すぐ受診したほうがいいのかな」と迷う場面が出てくるかもしれません。

そんなときには、また利用すると思います。

#8000を使ってよかったのは、安心して様子を見られたこと

私が#8000を使った2回は、どちらも結果的には自宅で様子を見ることになりました。

でも、「救急へ行かなくて済んでよかった」という感覚はあまりありません。

必要なら、そのまますぐ病院へ行くつもりでした。

一番ありがたかったのは、自分たちだけで「大丈夫かな」と考え続けるのではなく、子どもの状態を伝えたうえで専門家からアドバイスをもらえたことです。

特に1人目の乳児期は、何が普通で、何を心配すればいいのかも分からないことがたくさんありました。

#8000は、休日や夜間に「病院へ行くべきか分からない」と迷ったときに相談できる選択肢のひとつです。

受付時間は都道府県によって異なるため、住んでいる地域の実施時間をあらかじめ確認しておくと安心です。

※この記事は、わが家が#8000を利用した際の体験を紹介したものです。同じ症状でも必要な対応は異なります。緊急性が高い場合は119番など適切な手段を利用し、薬・家庭用品などによる急性中毒については中毒110番などの専門窓口も利用してください。

厚生労働省「子ども医療電話相談事業(#8000)」
日本中毒情報センター「中毒110番」

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