子どもが体調を崩したとき、「病院へ行こう」と決めたあとに迷うのが、何科へ連れて行くかです。
発熱なら小児科でよさそうだけど、鼻水なら耳鼻科?発疹なら皮膚科?目やにがひどければ眼科?
3人育てているわが家でも、症状によって受診先を変えています。
基本的には、発熱・咳・鼻水・嘔吐などの体調不良なら小児科。耳・皮膚・目など一か所の症状が目立つときは、その診療科を選ぶことが多いです。
ただ、実際に子育てをしていると「何科か」だけでは病院を決められません。仕事が終わってから間に合うか、今日の予約が取れるかなどもかなり重要です。
この記事では、3児の母である私が、実際に小児科・耳鼻科・皮膚科・眼科をどう使い分けているのかを紹介します。
迷ったら、わが家はまず小児科
発熱、咳、鼻水、嘔吐など、子どもの体調不良では基本的に小児科へ行っています。
特に「熱もあるし鼻水も出ている」「発疹だけでなく、なんとなく元気もない」など、症状が一つではないときは小児科を選ぶことが多いです。
反対に、耳・皮膚・目など気になる場所がはっきりしているときは、それぞれの専門の診療科へ行くこともあります。
わが家では、だいたい次のような使い分けです。
| 気になる症状 | わが家でよく選ぶ受診先 |
|---|---|
| 発熱・咳・鼻水・嘔吐など | 小児科 |
| 耳をよく触る・耳の症状 | 耳鼻科 |
| 乾燥・湿疹など皮膚だけの症状 | 皮膚科 |
| 発疹+発熱などほかの体調不良 | 小児科 |
| 目やに・充血など目の症状が中心 | 眼科 |
これは「この症状なら必ずこの科」という医学的な基準ではなく、あくまでわが家での使い分けです。症状が強い場合や受診先に迷う場合は、医療機関などへ相談してください。
鼻水だけなら小児科、耳を気にしていたら耳鼻科
鼻水だけなら小児科へ行くことが多いのですが、最近よく耳を触っている、耳の様子がいつもと違うといったときは耳鼻科へ連れて行きます。
わが家の子どもたちは耳垢がたまりやすく、3人とも定期的に同じ耳鼻科で耳掃除をしてもらっています。
かかりつけの先生から、家で無理に耳掃除をせず連れてきていいと言われているので、耳掃除の日にちょうど鼻水が出ていれば、その症状も一緒に相談することがあります。
下の子は外耳道炎になりやすいこともあり、耳をよく触っていたり、耳のにおいや耳から出る液が気になったりするときは、早めにいつもの耳鼻科へ行っています。
皮膚だけなら皮膚科、ほかの症状もあれば小児科
皮膚症状は、そのほかに体調不良があるかどうかで受診先を変えています。
乾燥や湿疹など皮膚だけが気になるなら、普段から通っている皮膚科へ。アトピーのある子もいるので、いつもの皮膚の状態を知っている先生に診てもらっています。
一方で、発疹だけでなく発熱などほかの症状もある場合は、小児科へ行くことが多いです。
以前、食べ物を食べたあとに全身に発疹が出て、アレルギーが心配になったこともありました。そのときは普段の湿疹とは違うと感じたため、総合病院へ電話で相談してから受診し、必要な検査をしてもらいました。
「皮膚の症状だから必ず皮膚科」と決めず、そのときの症状全体を見て受診先を選んでいます。
ただし、食後にアレルギーが疑われる症状が出て、息苦しさ、ぐったりする、繰り返し吐くなどの症状がある場合は、アナフィラキシーの可能性もあります。こうした緊急性の高い症状があるときは、受診先を迷ったり電話相談を待ったりせず、119番で救急要請する必要があります。
目の症状が中心なら眼科へ
目やにや充血など、目の症状が最初に出たときや、ほかの症状より目が一番気になるときは眼科へ行っています。
わが家の場合は点眼薬を処方されることが多いのですが、小さい子に目薬をさすのは毎回かなり苦戦します。
それでも目の症状が中心なら、最初から眼科へ。これも3人育てるうちに定着した使い分けの一つです。
実は小児科も一つに決めていない
子どもの受診先を考えるとき、「かかりつけの小児科を一つ決めて、いつもそこへ行く」という家庭もあると思います。
でも、わが家は小児科も何か所か使い分けています。
一番よく利用するのは、Web予約が取りやすい小児科です。保育園へ迎えに行って「今日ちょっと体調悪そうだな」と思ったら、その場でスマホから予約。時間に余裕があれば、先に買い物を済ませてから受診することもあります。
ほかに、とにかく診察から会計までが早い小児科もあります。
「いつもの風邪のひき始めっぽいけれど、この先の予定を考えると今日のうちに診てもらいたい」というような、時間に余裕がない日に助かっています。
さらに、いつもの病院の予約がいっぱいだったり、診療時間に間に合わなかったりしたときのために、予約なしでも受診しやすい小児科も把握しています。
3人育てながら働いていると、「どこが一番いい病院か」だけでなく「今日、実際に連れて行けるのはどこか」も大事でした。
詳しく調べてもらいたいときは総合病院へ相談することも
普段の風邪などでは近所の小児科を利用していますが、もう少し詳しく調べてもらいたいと思ったときには、子どもたちを出産した総合病院へ相談することもあります。
たとえば、食べ物を食べたあとに全身に発疹が出たときや、食後に吐いてアレルギーが心配になったときです。
電話で相談して受診し、血液検査をしてもらったことがあります。結果的には検査した項目は陰性でしたが、「アレルギーかもしれない」と自分たちだけで考え続けるより、必要なことを確認してもらえて安心できました。
なお、食物アレルギーは血液検査の結果だけで判断できるものではありません。検査結果の解釈や、その後の食事については医師の説明に従うことが大切です。
「何科?」と同じくらい「どの病院?」も大事だった
3人育てて分かったのは、子どもの病院選びは「この症状なら何科?」だけでは決まらないということでした。
Web予約が取りやすい。仕事のあとでも間に合う。診察から会計までが早い。予約なしでも受診しやすい。普段からその症状を診てもらっている。
こうした条件も、わが家にとっては大事な病院選びの基準です。
特に働きながら子どもを育てていると、夕方になって突然「今日ちょっと怪しいな」と気づくこともあります。
そんなとき、頼れる病院をいくつか知っていると、「今日どこへ連れて行こう」と慌てることが減りました。
まとめ|迷ったら小児科、症状がはっきりしていれば専門科も
わが家では、発熱・咳・鼻水・嘔吐などの体調不良なら、まず小児科へ行くことが多いです。
一方で、耳の症状なら耳鼻科、皮膚だけなら皮膚科、目の症状が中心なら眼科と、普段から通っている専門の病院を利用することもあります。
さらに小児科も一つに限定せず、予約の取りやすさや診療時間、その日の症状などによって何か所か使い分けています。
子どもの体調は予定通りにはいきません。
わが家の場合は「何科へ行くか」に加えて、普段から頼れる病院をいくつか知っておくことが、3人の子どもを育てながら仕事を続けるうえで役立っています。
※この記事では、わが家での受診経験を紹介しています。症状や年齢などによって適切な受診先や緊急性は異なります。夜間・休日に子どもの症状で判断に迷う場合は#8000、緊急性が高い場合は119番などをご利用ください。



